
一人暮らしの単身者や大学生を始め、生活する上での家具やアイテムの数が最小限で済む人の引越しは比較的楽なものです。
この場合コスト的に無理をして引越し業者に作業依頼をしなくとも、入念な下準備と数人の助っ人、 そして荷物の運搬に利用出来る車さえ確保出来れば、自力で全ての作業を完遂させる事が出来るのです。
少ない荷物の引越しプランの活用
引越しすることがきまり、少ない荷物だった場合、お得に経済的に引越しをしたいという気持ちが募りますね。
現在どの引越し業者でも、少ない荷物の引越しに対応したプランを持っています。
しかも、荷物が少ないと、かなり安く抑えられるので、人気があります。
引越しはパワーのいる作業です。
できるだけ少ない労力で、引越しを完了させたい場合は、引越し業者を頼るのがベストな選択です。
荷造りから家電の設置までプランに入っていることもあります。
多様なプランがあるので、比較サイトなどで料金の底値をはじき出して吟味してみると、 安価での引越しも夢ではなくなります。
少ない荷物ならお得に引越しできますから、是非活用したいですね。
グッドラック引越しの「ミニ引越しプラン」は、ダンボール10個分で5,000円という安さです。
またクロネコヤマトは、少ない荷物の引越しで近距離(50km以内)であれば、基本料金の半額割引適用になる 「おまかせフリー割サービス」が人気プランです。
口コミサイトなども参考にすれば、失敗もないでしょう。
レンタカーで引越しする
少ない荷物の引越しなら、わざわざ引越し業者に頼まなくても良いと判断する場合もありますね。
第三者が関わることが苦手な人もいるかもしれません。
もし自力で引越しできる程度の少ない荷物なら、 いっそのことレンタカーを借りて引越しするのもいいかもしれません。
チェーン店のある大きなレンタカー屋では、現地の営業所に置いてこれる乗り捨てという制度もありますから、 いちいち借りた場所まで戻らなくていいので便利です。
レンタカーの場合は、引越し業者のように距離で料金が決まるということがありません。
軽トラックをレンタルする
引越し当日に必要な助っ人や知人や友人、肉親の中から都合の良い人にお願いし、車は最適な軽トラック等をレンタルすれば上々でしょう。

時間を基準にレンタルするので、軽トラックなどなら、1万円弱でレンタカーを借りることができます。
少ない荷物での引越しなら、自力引越しが効率がいいのは確かです。
レンタカーというわけではありませんが
梱包から搬入搬出は自分で行えるトラックだけを請け負う佐川急便のチャータープランもあります。移動は佐川の運転手が行いますのでレンタカーとは違いますが、運転免許を持っていない人には限りなく、 レンタカーの要素を持つ、こうしたプランが支持されています。
リサイクルショップを利用する

少ない荷物で引越しを済ませたいのなら、リサイクルショップに大型家具など不要なものを 引き取ってもらうのが良いでしょう。
捨ててしまうと粗大ゴミ回収の際の料金が掛かってしまいます。
役所なら1つ2,000円程度掛かりますし回収業者を利用するとその倍以上は掛かります。
お金をかけて引き取って貰うのは建設的ではありません。
リサイクルショップだと、安価とは言え買取してくれますし、持ち込んで査定して貰わずとも、 リサイクルショップの方で回収してくれます。
大型リサイクルショップは大抵回収してくれますので、問い合わせてみましょう。
少ない荷物で引越しを積極的に目指すことで、身軽になり引越し特有のストレスからも解放されます。
ブックオフのグループ会社であるハードオフは、家財家電の出張買取をしています。
引越し前に来てもらうと、面倒だった引越し自体が楽になります。
その場で査定して支払いをしてくれて、持ち帰ってくれますから便利です。
宅急便で大型家具家電のみ配送
大型家具家電の数が少なくて済む場合は、宅急便で配送するサービスを利用しましょう。
冷蔵庫や洗濯機、寝具に食器棚、そのうちの1つだけでも持っていきたい、 という場合におすすめできるサービスです。
単身者の多くが冷蔵庫だけ持っていくとか、洗濯機だけは持っていきたいと希望を持っています。
とくに大学生は大きめの家電を上京する際に家族に持たされる傾向にあります。
予め予約していおいて、引越しあとに配送してもらうようにしておけば、 安価なオプションで洗濯機の設置等もお願いすることが出来て便利です。
少量なら宅急便が懐事情にも優しいです。
例えばヤマトホームコンビニエンスの「らくらく家財宅急便」ですと 高さ165cm+幅80cm+奥行40cm=285cmの食器棚で梱包付き11,250円で東京から大阪まで運んでくれます。
単身者などの引越しで大きめ家財家電を少量運搬したい時に、宅急便も活用すればお得に引越しできます。
引越し前の準備
問題となるのはやはり荷造りを始めとした引越し当日までの下準備。
いくら荷物量が少ないとはいえ、ある程度重い家具や収納箱を幾つも搬出入しなければならず、 この作業で少しも労力を抑え楽に引越しを終わらせる為にも、特に荷造りや梱包における工夫が必要となってくるものです。
この様なケースでの荷造りのコツとして常に留意しておきたのは、 「無駄な空間は無くし出来る限り利用する」という点です。
引越しの荷造りの際、誰もが気にするのはダンボール箱への梱包方法でしょう。

特に座りの悪い食器類は輸送中に割れ易く、隙間無く効率良く詰めなければならないのは誰もが知っているところです。
これらを含めダンボール箱への小物の収納に関しては誰もが気にする分、無駄な空間を作らない鉄則が守られているのですが、 逆に意外とこれが守られていないのは大きめの家具。
つまり衣装ケースやタンス、クローゼット、ライティングデスクの引出しといった空間です。

衣服を除き、殆どの人がこれらの中身を別途安定性の良いダンボール箱に詰めてしまうものですが、 そうなると結果的に荷物量を2倍以上に増やしてしまい、結果的に運搬への負担が大きくなってしまう事に繋がります。
運搬の効率を良くするには荷物量や荷物の体積を出来るだけ少なく収める事が重要となりますから、 出来れば上記に挙げた内容物は出来るだけ動かさずそのままの状態で運搬するのが楽、という事になります。
もちろん普段生活している状態では空いた空間が大き過ぎ、 乱暴な運搬では中身が激しく揺さぶられ破損に繋がってしまいますから一工夫が必要です。
柔らかい衣服は出来るだけタンスやケースの少ない箇所に出来るだけ密に詰める程度でOK。
一方書籍や文房具を始め硬く破損し易いアイテムが多数入っている引出しや棚に関しては、 他の小さな荷物と一緒に隙間無く詰め込んでグラつかない様にするのがベストでしょう。
その上で緩衝材を棚の天井に達するまできつく詰め、最後に引出しや棚が運搬中に飛び出さない様外側をガムテープで幾重にも留め、補強してあげるのです。
緩衝材は近隣のホームセンター等でも扱っていますし、 無い様でしたら発泡スチロールを細かく砕きビニール袋に詰めれば即席版になってくれます。
この様な工夫を導入すれば見掛けの荷物量を大きく減らす事が出来、軽トラックでも1回の運搬で引越しを完了させる事が出来るものなのです。